じゃばら(柑橘)とは?花粉症に効果的な奇跡の果物の栄養や食べ方

毎年この時期になると、花粉症の辛い症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
今や国民病ともいえる花粉症は、そうではない人の方が珍しいくらいです。

そんな辛い花粉症に効果的といわれている果実・「じゃばら」をご存知でしょうか?
今回は、和歌山県の北山村だけで栽培されている奇跡の果実、じゃばらについて調べてみました!

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じゃばらとは?

じゃばら

引用元:Twitter

じゃばらとは

「じゃばら」とは、和歌山県の北山村でしか採れないといわれている果物です。

ユズ、紀州みかん、九年母(くねんぼ)などの自然交配種で、和歌山県の北山村に、たった1本だけ原木があったそうで、北山村にしか自生していないのだそうです。

じゃばらは、「邪払」と書きますが、邪気を払うほど酸っぱいことから、この名前が付いたとも言われています。

じゃばらが出荷される時期は、12月~2月ごろ。
じゃばらは、北山村が栽培、販売、加工を一貫しておこなっており、村を支える産業のひとつになっています。

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ジャバラが花粉症に効果的?!

そんな話題の果物、じゃばらですが、どんな栄養効果が期待されるのでしょうか?

じゃばらの栄養

じゃばらの果実には、ナリルチンなどのフラボノイドが含有されています。
ナリルチンは、アレルギー反応の際に放出するヒスタミンを抑制する働きをします。

じゃばらの果肉と皮には、このナリルチンが、多く含まれていることがわかっています。

じゃばらの果肉に含まれるナリルチンはカボスの27倍。
皮は、およそ13倍だそうです!

下の図をみても、じゃばらのナリルチンの含有量が、他の柑橘類と比べてダントツに高いのがわかりますね!

じゃばら

引用元:Twitter

 

花粉症に効果的な根拠は?

花粉症に効果的な食品といえば、ヨーグルト、キムチ、納豆や味噌などの発酵食品やエゴマ油、アマニ油などαリノレン酸の多く含まれているオイルが良いこともわかっています。

では、じゃばらについては、どうなのでしょうか?

実は、じゃばらが花粉症に効果的と気がついたキッカケは、あるお客さんの行動だったそうです。
毎年のように、じゃばらを大量に購入していたことに、村の職員が「何に使っているのか?」と聞いたところ、

じゃばらを食べていると花粉症が軽くなる

と答えたそうです。

そこで北山村は2002年に、じゃばらが花粉症に効果的かどうかを調べるために、1000人のモニター調査を開始。
その結果、46%のユーザーが、じゃばらが花粉症に効果があったと回答したそうです。

さらに2006年には、じゃばらを工業技術センターで研究、2008年には岐阜大学医学部の研究成果が学会誌で、「じゃばらの果汁を飲んだことで、花粉症の症状が改善し、生活の質の改善にも有効だ」と発表しました。

ネツト上の声

ネツト上でもじゃばらについての声が多数ありました。

じゃばらの上手な食べ方や飲み方は?

じゃばら

引用元:umai-mon.com

そんな、奇跡の果物ともいわれるじゃばらですが、上手な食べ方や飲み方について調べてみました。

じゃばらの食べ方や飲み方

酸味の強く苦味もある果物・じゃばらは、甘い果物に慣れてしまっている現代人にとって、そのまま食べるのは、現実的ではないかも知れません。
どちらかというと、加工してからの方が食べやすいです。

皮にも栄養がたくさん含まれていることも考えると、皮ごとジャムにしたり、ハチミツ漬けにしてみるのも食べやすくなります。
私は、紅茶を飲むときに、じゃばらのハチミツ漬けを一つ入れて飲んだりします。

じゃばらをお酒に漬けて、果実酒として楽しむのもいいでしょう!
暑い夏に、炭酸水で割って飲むと爽やかです。

または、スダチやレモンと同じように、焼魚などに絞ったり、サラダのドレッシングに混ぜるのもオススメです!

もちろん、市販のじゃばら製品がたくさんありますので、気軽にじゃばらを食生活に取り入れたい方には、加工された果汁ジュースやポン酢やジャムもおすすめです。

工夫次第で、じゃばらの食べ方や飲み方は楽しめそうですね!
花粉症に効果もあり、美味しく食すことが出来れば、一石二鳥です。

ネツト上の声

ネット上では、皆さんじゃばらを工夫して食べたり飲んだりしているようです。

手作りも楽しそうですね!

まとめ

今回は、奇跡の果実「じゃばら」について調べてみました。
驚く程、ナリルチンの含有量が高いことがわかりましたね。

花粉症に効果的なら、ダメ元でも是非試してみたいですし、今年は間に合わなくても、来年の花粉症対策として準備しておきたいですね!

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