女優・石原さとみさんと噂になっている SHOWROOMの社長・前田裕二さん。
実は、生い立ちがとても壮絶で努力の人なんです。
そんな前田裕二さんについて調べてみました。
前田裕二ってどんな人?
SHOWROOMの社長・前田裕二さんってどんな人なのでしょう。
前田祐二のプロフィール
それでは、簡単に前田裕二さんのプロフィールをみてみましょう。
早稲田大学を卒業後、外資系投資銀行に入社。 2011年からは、ニューヨークで金融商品のアドバイザーとして活躍。
2013年にDeNAに入社し仮想ライブ空間「SHOWROOM」を立ち上げる。
2015年に事業を独立させ、SHOWROOM株式会社を設立。 まだ25歳という若さで会社を立ち上げたのですね!
SHOWROOMってどんな会社?
では、「SHOWROOM」とはどんなことをやっている会社なのでしょうか?
「SHOWROOM」は、アイドルやタレントが生配信を行い 視聴者との交流できる場を提供するwebサービスの会社です。
「SHOWROOM」では、誰でも簡単に「アイドル(演者)」としてパソコンやスマホから 生放送を配信できるのです!
そして、視聴者はアバターを通じてアイドルとリアルタイムのやりとりを 楽しむことができます。
また、視聴者はお気に入りのアイドルに対して、有料のアイテム「ギフト」を購入し ギフティング(投げ銭)することが出来ます。
そのギフトがアイドルの稼ぎにもなり、「SHOWROOM」の収益になるそうです。
つまり、「アイドルになりたい、稼ぎたい」という人と「よりリアルな空間で、 アイドルを応援したい」という人をマッチングさせたビジネスなんですね。
「アイドル(演者)」登録数は15万~20万人。 視聴者として登録している人はなんと130万人以上にもなっていうそうです。
日本国内の動画配信アプリで、 ネットフリックスを抑え収益No1サービスに成長しているからすごいですね!
前田裕二の生い立ち
そんな「SHOWROOM」を立ち上げた前田裕二さんですが、 その生い立ちが壮絶なのです。
「SHOWROOM」がなぜ生まれたのかのヒントがここにあります。
8歳で両親を亡くす
前田裕二さんは物心ついた時から父親がいなかったそうです。 さらに、8歳の時に母親を亡くします。
10歳上のお兄さんと親戚の家を転々としたそうですが、最終的には、 お兄さんと2人で暮らすことに。
お兄さんは医者になる夢があったそうですが、前田裕二さんを育てるために その夢をあきらめたそうです。
ある時、グレて警察の厄介になってしまった前田裕二さんは、 お兄さんを泣かせてしまったそう。
それをきっかけに、前田裕二さんは「お兄さんを幸せにしたい」と思い、 色んな事に頑張り始めたそうです。
「家族は何よりも勝る」というお兄さんんの強くて優しい愛に支えられ 前田裕二さんは辛いことを乗り越えてきたのでしょうね。
IT業界の社長と聞くと、華やかなイメージがありますが、 前田裕二さんは、想像以上に苦労人で、 起業も壮絶な生い立ちが原動力となっていたんですね。
路上ライブで稼ぐ
前田裕二さんは、小学生の頃から、 お金を稼ぐためにどうしたら良いかと色々試したそうです。
でも小学生だから、どこも雇ってくれない。 そして辿り着いたのが、自分にとって最も誇れる幸福度の高い稼ぎ方と思える、 「路上ライブパフォーマンス」だったそうです。
感動を受けた人が、感動を与えてくれた人に対して直接お礼ができる。
そして感動の連鎖が起こる。こんな素晴らしいことはないな。
と思ったそうです。 小学生でこんなことを考えることも凄いですね。
前田裕二さんは、路上ライブでお金を稼ぐには、 お客さんとの絆が必要だと学んだそうです。
「SHOWROOM」は、前田裕二さんの生い立ちや 路上ライブでの実体験から生まれたものだったんですね。
人生の勝算
前田裕二さんは、2017年に「人生の勝算」という本を 出版しています。
この本を読むと、仕事に対する情熱に圧倒されます。 そして、優秀な人程、努力していることに改めて気づかされます。
本の中に出てくる「スナック理論」はとても面白かったです。
前田裕二さんは、本の最後にこう締めくくっています。
情熱と努力次第で、人はどんな高みにだって上っていける。 自分の人生を通じて、これを証明してみせます。 前田裕二の「人生の勝算」は今、はっきり見えています。
ビジネスに限らず、どんな事をしても成功する人なんだろうなと感じました。
まとめ
「世界ナンバーワンを目指す」と語っている前田裕二さん。
ITは何だかか無機質な世界に感じがちですが、前田裕二さんが作った 「SHOWROOM」は、とても人間の温かみを感じる世界だと思いました。
これからも前田裕二さんの活躍が楽しみです。