5月6日に東京・調布のアミノバイタルフィールドで行われた
日本大学対関西学院大学のアメフトの試合が問題になっています。
日大の選手がプレーとは直接関係のない場所で、
危険な反則タックルを繰り返した問題が話題です。
どんな危険なタックルだったのでしょうか?
アメリカンフットボール 日大反則処分
関東学生アメリカンフットボール連盟は、
ラフプレーを繰り返した日大DL選手に
追加的処分内容が決まるまで当該選手の対外試合出場を
禁止すると発表しました。
レイトヒットとは
ボール・キャリアがタックル等でデットした後、もしくはボール・キャリアがサイド・ラインに出た後、
つまりダウン(プレー終了)した後、1秒以上遅れてタックルすることで反則。
ダウンした選手は体の緊張を解くので、そのときにタックルされると、
非常に怪我をしやすいため反則となる。
問題のタックル動画
その危険なタックル動画がこちら。
QBがスナップを受け、RBにハンドオフフェイクをして右にロール、
QBがパスを投げたあとに日大ディフェンスからタックルをされています。
危険タックルをされた選手は、このプレーで負傷退場。
驚くことのこのプレーだけでなくその後も、ヘルメットと叩くなどの
暴力行為があったということで、アンスポーツマンライクコンダクト
(スポーツマンシップに反する行為)の判定となり、
プレーヤーは退場処分となりました。
この選手は6月の中国での大学世界選手権日本代表に選出されていたが、
代表を辞退しています。
日大アメフト部が謝罪
日大のアメフトホームページではこのようなコメントが。
ファンや連盟、関学大の選手たちに向けて謝罪しています。
ネットでも話題に
日大の反則。
アメフトしてる人なら、なおさら危険な事がわかっているはず。過去に脊椎損傷の事例がいくつもあるし、スロー後2秒以上の後ろからのヒットは、勢いあまってという言い訳はできない。
動画を見る限り、訴えられたら傷害事件になるレベル。— hikojunn (@hikojunn) May 11, 2018
関学と日大のアメフトの試合で、関学のQBがひどい反則タックルをされそのことで関学が日大に抗議文を送っていたのがニュースになってて、動画をみたら確かに正気とは思えない反則をしてた。不可解。なんであんなことをしたんだろう。
— シーザー聡志 (@ochibishima) May 11, 2018
日大のアメフト反則動画見たけどひでえな。半身不随になってもおかしくねえだろ
— こたたん (@kotatan_aoiaoi) May 10, 2018
監督の発言も話題
日大の監督の発言も問題視されています。
監督の発言
この問題プレーについて監督の責任も大きいのですが、
その内田監督の発言内容が疑問視されています。
内田監督は問題のプレーについて、
「選手も必死。あれぐらいやっていかないと勝てない。
やらせている私の責任」
スポーツマンシップに欠けるこの監督の発言。。。
関東学生アメリカンフットボール連盟は10日に声明を発表。
日大の内田監督についても、
「スポーツマンシップに則り、公式規則を遵守し、重要な規律をプレーヤーに継続して教えねばならない」
として厳重注意としまた。
現在監督は姿を現さずなのだとか。。。
ネツトでの反応は?
ネット上でも問題視されています。
アメフトの試合でヤバイ反則があったようだな。アメフト日本一の日大が監督の指示で関学の選手潰しの反則を連発、しかもファウルではなく最終的には暴力で退場とか。そしてメディアは沈黙?日本の体育会系のヤバイ所を凝縮したような事件だなおい。
— WATA@NewBlood (@WATA_bakatter) May 7, 2018
日大アメフト部員の処分が発表された。
ネットでここまで炎上しなければ何もなかったんだろうなと感じるほど対応が遅かった。
あと内田正人監督には厳重注意のみは納得がいかない。選手の独断であそこまでの反則は繰り返さないはず。
大学側は監督を即刻解任すべきだ。— のりお (@norisuke1998) May 10, 2018
俺はラグビーだけど、アメフト日大の反則 宮川泰介 これはラフプレーというよりスポーツマンシップの欠片もない。日大の監督のコメントも容認出来ない。日大アメフトは廃部した方がいい。あんなコメント部末だよ。
スポーツではない。相手が大怪我したらそれこそ人生終わり。頸椎やらなくてよかった。
— PRESS.JP (@PRESS_JP) May 10, 2018
当然ネット上でも、ありえない発言に怒りの声。
全国のアメフトファンに限らず、がっかりした内容です。
まとめ
今回のプレー自体はもちもん問題ですが、
対応が遅いことも問題のような気がします。
ネット上で炎上しなければ放置されていたかも知れません。
スポーツ界の暴力問題。。。根が深いですね。