日本のヴィジュアル系ロックバンドに大きな影響を与えた
伝説のロックバンド、「X JAPAN」。
そんな「X JAPAN」のリーダーYOSHIKIさんは、
音楽プロデューサーとしても活躍中です。
先月ある番組で、YOSHIKIさんの父親は、自殺だったことを
テレビで告白して話題になりました。
今回はそんなYOSHIKIさんと父について調べてみました。
YOSHIKIの父の死は自殺だった
YOSHIKIさんは、3月に放送された「中居正広のキンスマスペシャル」に出演し、
生い立ちや父親の死についてテレビで告白をして話題になりました。
YOSHIKIが父の死について告白
番組内でYOSHIKIさんは、10歳の時、父親が自殺したことを
涙ながらに語りました。
父親は34歳という若さだったそうです。
また、YOSHIKIさんは、「思い出すことも怖かった」「いまだにうなされる」
という幼少期の記憶を告白しています。
YOSHIKIが番組前にツイート
YOSHIKIさんは、番組放送前にツイートもしていました。
もうすぐ #金スマ 始まる。 #WeAreX!
I’ll be on #TV soon.
"今夜、20:54~23:09放送 #TBS #金スマsp に出演します。
Tonight lI’ll be on Japanese TV show tonight. #YOSHIKI 出演。 #xjapan @XJapanOfficial #miracle #EndlessRain #AstonMartin #Sakura #桜https://t.co/uoJAr9t4um pic.twitter.com/nYqAzGgfrW— Yoshiki (@YoshikiOfficial) March 30, 2018
この番組の視聴率は、15.3%を記録、さらに瞬間最高視聴率は
なんと驚異の19.7%でダントツの1位だったそう。
普段は見ることが出来ない、YOSHIKIさんの姿に目が釘付けでした。
テレビ放送後ネットでも話題に
放送後、ネットでもYOSHIKIさんの壮絶な人生が話題でした。
https://twitter.com/RxYxO_Bass/status/979722361757777927
「神は耐えることの出来ない人間には試練は与えない」
金スマで中居さんがYOSHIKIさんに伝えた言葉なんだけどそうだね、乗り越えられると期待されて与えられた試練なんだね、試練とはまさしく試されてるってこと。そんなチャンスが神から与えられた事に感謝して努力したい、辛い時も前向きでいたい。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) March 30, 2018
「神様は耐えられる人にしか試練を与えないから」
この言葉って多分辛い状況の人にかけたら、理不尽感や反感を買いやすい言葉だと思うんだけど、
一周回って「それ僕の大好きな言葉!」って言えるYOSHIKIさん、
どれだけ1人で苦しんできたのか、この特集を見ると言葉もない…#金スマ— 雨都 (@amemi111111) March 30, 2018
なぜこんなにも人の心を打つ曲が生まれるのか、
たくさんの人が、その答えを知ったのではないでしょうか。
YOSHIKIの父の死の原因は?
さて、父の死因はなんだったのでしょうか?
父の当時の職業は?
YOSHIKIが生まれ育ったのは千葉県館山市。
そこで、YOSHIKIさんの父は先代から続く呉服店を経営していたそうです。
車はリンカーン・コンチネンタルに乗るなど
地元では知らない人がいない程だったそうです。
そんなYOSHIKIさんに愛情を注いでくれた父親は、
元プロのタップダンサーで、クラシックやジャズなど音楽にも
精通していた人だったそうです。
よくピアノも弾いていたそうで、
YOSHIKIさんが音楽の道を目指すようになったのも
父親の影響が大きかったのでしょうね。
死因はなんだったのか?
自殺の原因は明らかにされていませんが、車の中に排気ガスを引き込み
一酸化炭素中毒で亡くなったそうです。
原因は借金?とも言われていますが、
YOSHIKIさん本人もそうは言っていないので、真相は定かではありません。
その日、YOSHIKIさんが学校から帰宅すると
いつもとは違う雰囲気を感じたそう。
部屋に入ると父親のそばで泣く母親や親戚達を見て、
最初は何が起きたのかわからなかったけれど、
すぐに「死んじゃった」とわかったそうです。
番組の中で、YOSHIKIさんはその時の状況を
「自分では良く覚えてないですけど、泣いて暴れていたって言われました。
よく分からなくなっていましたね。親戚の人に当たってた」
と赤裸々に語っています。
10歳という幼い時のことですから
パニックになってしまうのは仕方がないことですよね。
父が自殺と知ったのは中学生の時
実は、YOSHIKIさんは、父の死が自殺であることを
知らされていなかったそう。
周りには、心臓発作だったと聞かされていたのだとか。
でも、中学生の時に、偶然に親戚の家で自殺だったことを耳にしてしまい
更にショックを受けたと話しています。
「哀しみの方が大きかったですけど、怒りもありました『何で?』って。
一生その疑問を持って生きていかなければならない。疑問と、哀しみと、苦しみですね」
このように、やり場のない辛い心境を告白しています。
YOSHIKIさんの音楽の世界観は、独創的ですが、
色んな経験を通して生み出されているのでしょうね。
YOSHIKIの父への想い
1993年にリリースされたYOSHIKIさん作詞・作曲の『tears』は、
亡き父への思いを込めて作られた曲なのだそうです。
「音楽を作りながら傷を癒やして生きてこられた。
音楽が命の恩人なんです。音楽の力を信じています。」
ロックとの出会いが大きな支えになり、
ドラムをひたすら叩いて、詞も書き、その瞬間は苦しいことを忘れられたそうですが、
今、YOSHIKIさんの音楽は、自身だけでなく、
多くの人の力になっているのではないでしょうか。
まとめ
壮絶な生い立ちと苦しみを経験したYOSHIKIさん。
色んな想いや苦悩を抱えながらも
そのエネルギーを音楽というカタチに換えて、
世界へ発信し続ける彼のパワーには、圧巻されます。
そんなYOSHIKIさんの情熱が詰まった音楽をこれからも
応援していきたいと思います。