日本代表は、ロシアワールドカップ・グループリーグで
ポーランド代表と対戦。
0-1でポーランドに1点負けたものの
日本は2位で決勝トーナメント進出を決めました。
リードを許して迎えた後半の終盤での監督の采配が話題です。
西野監督はどんな経歴を持っている方なのか
気になりました。
西野朗監督
プロフィール
日本代表監督だったハリルホジッチ監督解任後、新たに監督に就任した
西野朗監督はどんな方なのでしょうか。
名前:西野朗(にしの あきら)
生年月日:1995年4月7日(63歳)
出身地:埼玉県
身長:182cm
西野監督は、埼玉県立浦和西高校から
早稲田大学教育学部に進学します。
西野監督の経歴
選手歴
1971年-1973年 埼玉県立浦和西高校
1974年-1978年: 早稲田大学教育学部
1974年-1978年 :日本代表
1978年-1990年 :日立製作所へ加入
1990年 : 現役引退(35歳)
日本代表にも選出された経歴をお持ちなんですね!
監督歴
1990年-1991年:日立製作所(ヘッドコーチ)
1991年-1992年:U-20男子日本代表
1994年-1996年:U-23 男子日本代表
1998年ー2001年:柏レイソル
2002年~2011年:ガンバ大阪
監督としての受賞歴
監督時代は、2012年にヴィッセル神戸へ監督して就任したものの
成績不振により解雇されていますが、それ以外では輝かしい成績を残しています。
Jリーグ最優秀監督賞:2回(2000年、2005年)
AFC最優秀監督賞:1回(2008年)
西野監督のJリーグ監督通算勝利数270勝は、歴代1位だそうです!
マイアミの奇跡
西野監督と言えば、「マイアミの奇跡」で有名。
マイアミの奇跡とは、1996年のアトランタ五輪で、U-23日本代表が
サッカー強豪国のブラジルに勝利したことを言います。
急遽、後任監督に指名された西野監督は、選手とのコミュニケーション能力に長け、
分析能力があり、論理的にサッカーを構築し、日本を勝利に導いたとされています。
この快挙は、マイアミの奇跡と言われ、語り継がれています。
ポーランド戦の采配
そんな西野監督ですが、今回のワールドカップのポーランド戦でも
見事な采配をみせました。
コロンビア対セネガルは1-0でコロンビアのリード。
試合がこのまま終わり、日本がイエローカードをもらわなければ
フェアプレーポイントの差でグループリーグ突破が決まる場面。
西野監督は、長谷選手を3人目の交代選手として
フィールドへ送りました。
自陣でボールを回して試合を終わらせるという伝令の役割でした。
コロンビアがそのまま勝てるかどうかは誰にもわからない状況で
この西野監督の采配が話題になっています。
本田選手は監督の采配に以下のようにコメント。
西野さんがすごくリスクを取りにいって、個人的には結果的に素晴らしい采配だったと思っている。
僕が監督でもこの采配はできなかったっていうふうに客観的に見ていた自分もいた。
結果が全てだと思います。西野さんは本当に凄いなと思います。
西野監督の“神采配”に本田選手も感服しているようです。
ネット上での反応
ネット上ではどのような反応だったのでしょうか。
「あんな試合しといて、なにが侍ジャパンだよ」と怒ってる人もいるけど、自分がフルボッコにされるのを覚悟で決勝進出にこだわった西野監督にはむしろ猛烈な侍魂を感じる。
— 深爪@著書「深爪式」「深爪流」好評発売中 (@fukazume_taro) June 28, 2018
・攻めずに警告の差で勝ち上がりを狙う→セネガルが追い付けば一気に窮地。成功しても批判、失敗すれば今後のサッカー人生を失うレベル。
・攻めて自力で勝ち上がりを狙う→更に失点したら終わり。成功すれば英雄。失敗してもそこそこの批判で済む。
前者のリスクを取った西野監督の肝は評価すべき。
— イケザえもん (@ikezaemon01) June 28, 2018
西野監督が名采配だった点
・決勝トーナメント出場を決める大事な試合でスタメン6人を変えて主力を温存しながら予選突破
・川島選手を批判されながらも3試合目も使い続けてナイスセーブ連発
・3人の交代枠のうち最後の一枠を、この展開になるのが分かっていたように最後の最後まで温存し長谷部選手投入— ゆうすこ/Yusuke Horie (@santamariaHORI) June 28, 2018
僕自身がそうなんですけど、今回の西野監督が「正々堂々とやることや自分の能力の過大評価に依る不利な博打より冷静に確率が高い手段を選ぶ」という日本人離れした決断が出来たことにワクワクしていて、それ故に旧来の日本の美徳重視からと思える批判に大して反射的にムッとする人は少なからずいそう
— みすま (@msmt9) June 28, 2018
もし負ければ、全て西野監督に批判が殺到したでしょう。
それを覚悟の上での今回の西野監督の
腹の括り方に驚きの声が上がるのは当然ですね。
まとめ
賛否両論あるとは思いますが、
決勝トーナメントで実力が問われるのは間違いないでしょう。
7月3日のベルギー戦が楽しみですね。