産後クライシスはいつまで続くの?皆の体験や乗り越え方のまとめ!

産後クライシスという言葉をよく耳にするようになりました。
子供を出産したら経験することが多いと言われています。

産後クライシスとは?いつまで続くの?
皆の体験や乗り越え方をまとめてみました!

産後クライシスとは

「産後クライシス」とは一体なんなのでしょうか?

子どもを出産したことをキッカケに、妻が夫の赤ちゃんへのかかわり方や家事の分担に、
強い不満を持つことから起こる夫婦関係が悪化する状態をいいます。

この言葉が知られるようになったのは、2012年9月に放送された
NHKの朝の情報番組「あさイチ」でした。

あさイチ

引用元:google

長い妊娠期間を通して、身体的にも精神的にも既に母親になっている女性と違い
男性には妊娠期間がありまあせん!

ですから、男性は、子供が生まれてからやっと父親になり始めるのですが、
期待するほどには夫は役に立たず、夫婦間でズレが生じていきます。

産後クライシス

引用元:google

「ベネッセ教育総合研究所」の調査によると、「配偶者を本当に愛していると実感する」割合が、
どちらも妊娠期から下がっていますが、妻の夫への愛情の急減ぶりがすごいですね!

産後クライシス

引用元:google

「シングルマザー」のうち、子どもが2歳になるまでにおよそ3割の人が離婚していた
というデータもあります。

このグラフをみるように、早い段階で対処する必要がありそうです。

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産後クライシスの原因は?

出産によるホルモンの変化

産後は、母乳の分泌を促すホルモン・プロラクチンが増えます。
プロラクチンというホルモンには、「敵対的感情」を煽る効果があることが知られています。

時には夫が敵に見えてしまうことも。。。


私も経験済みですが、「そばに来ないで」と思うことは多々ありましたw

また、出産後の母親の脳は、30か所以上が肥大して、子育て能力が高まるとされています。
赤ちゃんの泣き声はどれも同じに聞こえますよね?
でも出産すると、我が子の泣き声は瞬時に判断できるといいます。

母親は子供を守るため、育てるために自然に脳や体に変化が起きているんですね!

夫が育児に協力しない

出産することで、女性の生活が大きく変わるのは事実です。
でも、夫は相変わらずほぼ変わらない生活をしている場合が多いです。

例えば「育児で大変なのに出産前と同じことを要求してくる」
「赤ちゃんが小さいうちに泥酔して帰宅した」などはよく聞く話です。

そんな夫にイライラしてしまうのはよくあることです。

世間で言われている「イクメン」つてどれだけいるのでしょうか?
そして本当に妻の要求に、応えられているのでしょうか?

子供が第一の生活

マイナビニュースでは、会員300人に「母になって自分が変わったと思うか? 」
という調査を行った結果を発表しています。

Q.母になって自分が変わったと思いますか?
はい 91.0%
いいえ 9.0%

その理由を教えてくださいという質問に対しては、

「子ども優先・子ども中心になった」
「これまで生きてきた中で、こんなにも自分の生き方が変わることはなかった」
と離しています。

産後の子どもの世話で眠れず、息のつけない日々。
体力的にも、精神的に疲れている中で、
産後のキャリアはどうなるのかといった焦りまで抱えています。

なんだか、自分だけ世の中から取り残されていくのではないのか
不安に思ったことをよく覚えています。

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産後クライシスはいつまで続くの?

では、産後クライシスは一体いつまで続くのか?

産後クライシスの原因の1つに、ホルモンバランスの変化があります。
そのため、半年位までは産後クライシスは続くという意見もありますが、
これは、様々な環境や要因により人それぞれ。

一般的に産後クライシスは2歳までには落ち着くと言われているそうですが、
私も1年位は、あったように思います。

産後クライシスになるのは、珍しいことではありませんので、
あまり深刻にとらえない方がいいと思います。

全ては、ホルモンが悪い!というくらいに捉えていた方が、
いいかも知れませんw

皆の体験や乗り越え方は?

では、皆さんの体験をみてみましょう!

ネット上での声は?

https://twitter.com/4Cats9/status/995503950877999104

https://twitter.com/a1r1gimeides/status/1024525386300837889

どんな風に乗り越える?

辛い産後クライシスの乗り越え方はあるのでしょうか。
いくつかの意見をまとめてみました。

コミュニケーションに工夫

世の中が変わろうとしても、現実の話、夫が育児休暇を取ることが出来る状況にある方はごく一部。
そんな中、会社で働いて疲れきっている夫に「育児に参加して」というだけでは、
なかなか実態は変わらないかもしれません。

夫が手伝ってくれることに感謝しつつも、余計イラっとしたりすることもありますよねw

自分がイライラしている時に、何か言葉にすると夫に対してキツくなってしまい、
更に関係が悪くなることも。。。

気持ちを言葉で上手く伝えるのが難しい時は、ラインスタンプで気持ちを伝えてもいいですよね!

ラインスタンプ

引用元:google

私が出産時にラインスタンプがあったら、良かったな~

特に「ちがう、そうじゃない」「しずかに入ってきてね」は、
めちゃめちゃヘビロテしたと思います!!

母親神話に洗脳されない

女性は、母になったとたん、多くの役割や責任を与えられてしまいます。
良き母、母乳育児、食育、教育、ママ友とのお付き合い、乳児検診などなど、
少し考えただけでもこんなに思いつきます。

子供が夜泣きしたり、思うように母乳を飲んでくれないと自分の育て方が悪いのでは?
自分を責めがちですよね。

でも女性だからといって、子育てが上手に出来て当たり前ではありません!!
自分を責めないことも大切だと思います。

一人の時間を作る

子供が生まれると母親業は、24時間営業です。
しばらくは、一人になる時間もありませんね。

でも、ここは誰かに協力をしてもらい、一人の時間を作ると、精神的に楽になります。

一人でゆっくりお風呂に入る、ボーっとする、美容院に行く、ショッピングするなど
何でもいいので、育児以外の時間を作ってリフレッシュしましょう!

まとめ

本来であれば、子供が生まれて一番幸せな時期に、
夫婦にとって、思いもよらない危機があるんですね。

私自身、当時よくわかっていなかったのですが、
産後に色んな変化があることを事前に知っていたなら
もう少し気持ちが楽だったのではないかと思います。

でも、子どもは間違いなく巣立ちます。
結局、最後は夫と二人の生活になることを考えると、

この産後の辛さを夫婦2人で乗り越えていくことが、
とっても大切なのかも知れませんね!

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